[ドイツより] Weihnachten 2007 (1) クリスマスの国
クリスマスはまた、電車で3時間ほどの友人宅におじゃま。彼の出身地であるAnnabergの町はドイツ南東のチェコ国境地帯に広がるErzgebirge(エルツ山地、つまり、鉱石山地)とよばれる伝統的な鉱山地帯の只中にある。
全国的にも木工細工、とりわけ、クリスマス関連の玩具が有名とのことで、Weihnachtsland(クリスマスの国)を自称しているらしい。
まずは、名物の坑夫のクリスマスパレード。今ではほとんどの鉱山が閉山しているので、一部の老人をのぞいては、パレードの若衆はほとんどが本当の坑夫ではないという。各町の伝統衣装を身につけ、町によってはブラバンの従えて1日坑夫達が行列する。ある意味、御輿を担いだ日本のお祭りのようでもあるがただ、日本の祭りが暑さを乗り越えるためのものであるのとは逆に、このお祭りは、陰暗たる長い冬を乗り越えるためのものに思えてならない。
各町内ごとにことなる、色とりどりの坑夫・製錬職人の衣装。
子供の坑夫達
隣国のチェコ側のErzgebirgeからも、一団が参加
教会までパレードした後、解散。皆様お疲れ様でした... と、Weihnachtsmarkt(クリスマス市場)のGlühwein(スパイス入り温ワイン)の屋台に向かう。
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