2007/05/19

[旅日記] 欧行2007 (14) ホームステーA: 防空壕

最後の週末は友人の故郷にてホームステー。Magdeburgから電車でLeipzig経由、Chemnitzに行く。そこから友人のお父様の運転で森・丘をこえて小一時間、Annaberg-Bucholtzという小さな町に。



都会人の偏見だが、こんな辺境で何でこんなに頭のいい人が出てくるのだ、と不思議でならない。そういえば大學のときも、地方出身者には、ぼくのようにレールをひた走る小賢しいトロッコ優等生にはない、力強さを感じたりもした。

友人が生まれ育った団地は東ドイツ時代のもの。地下には、防空壕(核シェルター)があるが、いまでは物置だ。友人によるとこの防空壕はまだまだ甘い、スイスの防空壕には空気フィルターまで敷設してあるらしい。だが、いっちゃ悪いが、こんな田舎に核爆弾を落とす馬鹿はない、そこまできたら、防空壕に入ってももはや意味はなかろうが… まあ、社会主義の論理では、そうとも割り切れないのであろうけれども。

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