2008/07/06

[ドイツより] Konnichiwa!

友人夫婦と食事の約束をしていて、路面電車でレストランに向かう途中。途中駅で駆け乗ってきたやんちゃ坊主二人組み(小学校中学年くらい?)が隣に座ったと思いきや、一人が一生懸命「nǐhǎo、nǐhǎo」と話しかけてきた。中国語で返そうかとも思ったが、多分無意味なので、一応ドイツ語で「私、中国人ではないアルネ」といったら「じゃあ、ヴェトナム人?」「Nein。私、日本から来たアルネ」「じゃあ、konnichiwa! konnichiwa!」。

気が済んだみたいで、二人でなにやら雑談し始めたと思ったら、「...だって中国人は、こんな感じで目が釣りあがってるでしょ...」とか、お互いに顔に手を当てて、アジア人談義を始めたらしい。まったく悪気なく話しているし、なんだか、ボストンの小学校時代に「目が何とか」とかいっていじめられた思い出がよみがえって、笑みを浮かべずにはいられなかった。

それにしてもこういう無邪気な少年たち、いまどき、アメリカや日本にもまだ生息しているのだろうか。

街中の市場前駅に着こうとする直前、またなにやら二人で顔をつき合わせて相談している。結論が着かなかったと見えて、こちらに向かって「日本語でチュースはなんていうの?」と訊いてきた。「Sayonara」と教えたら二人で喜んで「サヨナラ、サヨナラ」だって。少年たちよ、「Tchüss!」

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