2008/07/12

[雑記] スペイン語

久しぶりに夢を見る。なぜか大学で、ひとつ必修授業をすっかり忘れていて、あせる話。

語学の授業をやる何号館だか忘れたが、うす汚い建物。確か2階か3階までしかなかった気がするが、この必修のスペイン語は、ないはずの5階の、しかも廊下を奥に奥に進んでいった屋根裏のようなところでやっている。最終授業の日になぜか気づいて、あせって、遅れて、駆けていく。建物の中には誰もいないと思いきや、その教室の戸を開けると教室の中は授業が終わってごった返している。大学の教養のスペイン語の先生が薄汚い顔で立っていて、60%以上出席していないものは合格させない、と大声で発表している。教養の語学の先生の顔なんていうものを覚えているのが、びっくり。



来月病院に戻るのを前に、相当、精神的に堪えているらしい。しかもスペイン語という比喩がいいえて妙だ。ちょっと面白い、ちょっとかじった。少々できると時々、面白いことはある。でも別に、それ以上できなくても、生涯の見通しが変わるようなことではない。ちょっと語弊があるが、医学というのは、僕にとっては、そんなものなのかもしれない。

でも病院ではそういうわけにはいかない。「可」をもらって、学位をもらって、それで充分なのではあるが、充分、といっても、スペイン語とは違って手が込んでいる。ちょっと朝起きて眠いけれど授業に行く、では済まない。科によっては連日、朝の5時から夕方の19時まで、とかもあるらしい。当直もさせられる。家に帰ったら帰ったで、ビョーキの勉強が忙しい。メディカルスクールの特に3年は、人生を丸々実習に捧げる感じになるという。ドイツでの研究の日々があまりに楽しいだけに、一生研究をして生きて生きたいだけに、これは、そうとう、つらいだろう。

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