2008/07/10

[旅日記] 小旅行2008 ベルリン(c-3) ベルリン中心の空き地

いい加減、ベルリンの壁紀行(もう一ヶ月近く前)のメモをまとめなければならない。帰国一ヶ月を切り、まとめられる仕事のまとめと、一緒にやっている院生がしばらくは心配なくのびのびと経験をつめるように、機械などの手入れや雑多な体制完備に追われ始めている。そして、宙ぶらりんになっている仕事は、彼に止めを刺してもらわねばならなくなりそうだ。

なかなかうまくとどめがさせずにあるプロジェクトが2.5個。どれも脳科学に革命を引き起こす可能性を秘めており、そのひとつでもうまくまとめられれば、今のような経済状態が続いてももどこかしらでは独立して自分の研究室を持てるさせてもらる、確かな足がかりだ。まあ革命がそんなに簡単なら、革命ではない、つまり、ここは踏ん張りどころ。まあ、鴨が葱をしょってまたこの地に帰ってくることはほぼ確定したので、その意味では計画も立てやすいのだが。


View Larger Map
本日の写真のローケーションは黄色



ベルリンの壁沿いを歩いていると、まだまだ、国境帯が空き地のままになっていたりする。徐々に政府の建物やら、商業地やらとして、まるで培養細胞を部分的にこそげ落とした後のように、両側から建物が侵食しているが、それにしてもまだまだ、ベルリンの中央を傷跡のように断裂している。

こんな公園も、実を言うと国境帯だった。



Bundesdruckerei、国家印刷局。旅券・通貨・切手、手持ちのビザなどもここの印刷。とはいっても、民営化されているらしい。しかして今回のドイツ滞在は、人生経験。ビザなんて初めてだもので、こないだの1年目の更新ではうっかり市役所の窓口時間を間違えて、1日送れて手続きをすることになってしまった。1日間、不法労働をしたことになる。



中心的な繁華街、ポツダム広場も、国境帯だった。



新ベルリン中央駅も、Spree河沿いの国境帯に立てられた。歴史的な事情を生かした、町おこしの空き地利用?

0 件のコメント: