2008/01/14

[実験屋日記] Please get out of the new road if you can't lend your hand...

半年ほど糞詰まりになっていた論文が、やっと公になった。

この論文はいろいろな事情があって... 博士の指導教官と大喧嘩をしてその論文の関連の実験をとめられてから、無理やりそこまでのデータでまとめたもので、それでも中の上の雑誌を狙うも結局けられてしまい、short formatの雑誌になんとかおさまった次第。

博士の指導教官は「俺知らん」といってから、しかもその実験をとめてからでも、きちんと紙になってしまったことが判明して、それからからというもの、だいぶ僕への対応が変わった。しかも今の研究室ではボスの120%の後押しで、その先の仕事をしているので、まあ、僕の粘り勝ちということ。

実を言うと深い部分のある論文で、もっと実験を進めれば中の上の雑誌もいけたかもしれない。しかも、決してストーリーを作るために、超えたくない一線を越えるようなこともしていないから、嬉しい。結局論文のメインの趣旨にはできなかったが、僕の思う、これからの脳科学の行くべき方向の要点を織り込むこともできたし(まあ、センセはそれが理解できなくて、気に入らなかったのです)。この方向性が的外れでないことを、祈りつつ。

... For the times, they are a changing

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