2008/01/11

[サラダ日記] チコリと紫キャベツ

クリスマスに訪れた友人の家で、チコリというやつをたくさん食べた。チコリと林檎とフルーツのサラダ。フルーツサラダとしてはOKなのかもしれないが、普通のサラダにしては色・食感ともに単調すぎる。

チコリのシャリシャリ感と苦みの対応を考えて、今回は重厚な香りの紫キャベツを使ってみることにした。試作の際には紫が他の材料に色移りして全部薄紫に染まってしまったため、今回は水気をよくきってオリーブオイルであえてから合わせたら、色移りが防げた。それにしてもこちらの紫キャベツはどうも汁が多く、色素も強い。

ついでにやわらかさも、ということでモッツアレラチーズとやわらかいマッシュルーム。今週は平均で5時間くらいしか寝ずにずっとプログラムを書いていて、1日平均2食を切る勢いだったので、さすがにちょっと血糖が低すぎて立ちくらみがしていたものだから、大きめのパンとチーズと生ハムもいただきました。




ところでこのマッシュルーム。ドイツ人と英語を話しているといろいろな人が同じ間違いをする点に時々気づくが、そのひとつとして、mushroomを「fungi(真菌)」という 1 。ドイツ語では菌もマッシュルームもどっちも「der Pilz」だもので、彼らにとっては同じ範疇なのだろう。イタリア料理屋で見るal Funghiなんていうのも、もしかしたら似た話かもしれない。まあもちろん生物学的には正しいのだが、日用会話でfungiとかfungusとかいうと、白癬菌などの病原菌の語感があるのだ。

で、久しぶりにマッシュルームを切っていて、中学校の生物学を思い出した。包丁の刃のとおり具合もよく考えれば異様で、やわらかいような、やわらかくないような。普通の野菜ではない。



1. 断トツは、人以外にはほとんど性別のない英語で「it」というべきところを、「he/she」とする間違えかもしれない。結構英語の上手い人でも、口を滑らせたりする

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