[ドイツより] 野菜とコンドーム
ドイツの性に対する憚りのなさは、目を見張るものがある。アメリカにいてはあまり感じなかったが、やはりあそこが清教徒の国といわれるのには、それなりのワケがあるのだ。
たとえば、最初にセミナーをしにきたとき、友人に案内されてライプツィヒの町を訪れたが、その時町中で見かけたこの広告。おそらく、「世界の風刺漫画展」みたいなのだと思うのだが、それにしても、こんな画、アメリカでは絶対に町中に張り出すのは許されない。
こっちに越してきて、時差で寝られなくてテレビをつけたらびっくり。普通の地上波もすべて、ポルノ映画とQ2電話の広告ばかり。アメリカも、ケーブルテレビならあるが、地上波ではありえない。
マグデブルグにきてから、町じゅうにコンドームをはめた野菜の写真があって気になっていた。連邦政府の、AIDS対策キャンペーンらしい。こうした隠喩だって、アメリカでは許されまい。ユーモアのセンスは悪くない気がするので、町を歩きながら各種の張り紙の写真を集めることとした。マグデブルグの町で見かける張り紙はすべて集め終わったので、掲載しておく。写真の上に一言書いてある文句も、ドイツ語ではおもしろいらしいが、言語能力がとても追いつかない。
右下に「mach's mit」と書いてあるのはたぶん、「do it with」くらいの意味だと思うのだが、この写真において友人は、目的語を加えたつもりらしい
最後の2種類は、町中で見かけないので、ダウンロードしたものを載せておく。
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