[旅日記] 欧行2007 (3) Leipzig Stasi 博物館
ガイドブックにある名所以外に、これにも連れて行ってもらった。東ドイツ時代の秘密警察Stasiの、ライプツィヒ署の建物を改造した、博物館である。説明文などは全てドイツ語のみで、逐一友人に説明してもらった。
こういう時代もあったんだなあ、と関心。1989年なんていったら、そんな昔ではない、もう物心がついていた時代である。でも現代でも、見えない形できっと続いているのだ。
玄関にはStasiの紋章のモザイク
武器庫
手紙蒸し器(開封のため)
手紙密封機(検閲で読み終わったものをもとにもどす)
世界どこでも消印キット(西側からの手紙を模造し、おとり捜査に使用)
小包をのぞき見るための内視鏡
盗聴電信分析機
紫外線ランプ(蛍光の見えないインクで書かれた秘密通信を発見する)
のぞいた手紙はマイクロフィルムに記録
囚人の写真撮影
所内の監獄
ただのトイレ
盗聴の録音は、西側からの小包から没収した音楽カセットなどを使用
逮捕者は、においの見本を取られた。事後必要があれば、犬を使用してにおいで人物特定
盗聴器各種。白いのは蛍光灯の点灯管型
当時は最先端技術のスキャナ。豆電球を使ってある
ライプツィヒ市内のアジト一覧
変装キット
スーツケース内蔵型、盗撮用カメラ
腹巻き型、盗撮用カメラ
情報開示センター。市民は自分のファイルを閲覧できる