[Cool Toys] 男と女は、水着を着ていない―ロゼッタ・ストーン言語ソフト
オツムの容量が余っているわけでは決してないのだが、やはり少しくらいはドイチュ語もできないと、不便が多い。
教養の時にとっておけば良かった、などと今更後悔してもしょうがないので、まあ、適当に手を打っている。以前このテーマでブログして以来、ドイツ語学習の中心は、Rosetta Stoneというパソコンソフトに移行した。
このRosetta Stone、全米の空港のターミナルでなぜか屋台のように平積みして売っている。だから、話には聞くものの、ちょっとうさんくささがぬぐいきれず、まじめに考えてはいなかった。ところが、メディカルスクール(MD/PhD)の同級生と立ち話していたら、ちょうどこのRosetta Stoneが話題にあがった。その同級生は台湾系アメリカ人で旦那はスウェーデン人。夫婦の共通言語は当然英語なのだが、彼女はRosetta Stoneを使ってSweden語を学んで、結構使い物になっているという。また旦那は近々、中国語(普通話)に挑戦するといっているらしい。
結婚なんて、言語習得の究極的モチヴェーションで、そんな人たちから薦められると、いくら高くても心が揺らぐ。そこで、さっそく$200(!?@$&%#!)を払って購入。
そのシステムとは、文法を直接は教えずに、鸚鵡(オウム)返しをしつつ、耳から覚えてゆくというもの。はじめは延々と「This is a boy」的な繰り返しにも思えるが、油断していると唐突に加速するから、要注意である。そのソフトの画面のひとつが以下のものだ。
この画面、[水着を]着ている・着ていない、[眼鏡を]掛けている・掛けていないというので、tragenという動詞の練習なのだが、「男と女は、水着を着ていない」なんていわれると、一瞬、変な想像をしてしまう 1。要は左下の写真に対応していて、水着を着ている右上との対照なのだが。
たしかにこれを1日30分ずつくらい使っていて、口をついて正しい活用や性が出てくるようになるような気がしている。ただし、すぐに実用会話には至らないので、短気を起こすといけないとは思う。
追、
唯一の問題は、強力なコピー防止策がとられており、愛用の携速(やそのほかのCD取り込みソフト)で使用できない、ということ。CD取り込みソフトは、たくさんの辞書・参考書を持ち歩く趣味のある僕のような人にはもってこいなのだが、このRosetta Stoneばかりはいろいろ試したところ、どうやら本物のディスクを使用しないと相当難しいようだ。
1. さすがドイツ語、ヌーディスト・ビーチの話か?
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