2007/08/24

[ドイツより] 気球

今日は夕方7時前に研究所を出て、税関へまた、Amazon.comから届いた本をとりに。月~水は8時まで開いているのだ。急に給料が上がったもんで、調子に乗って買いすぎている。こういうのを成金という。

窓口にいったら、今日は無料。そういえば前回も無料だったが、前前回一回目は€10ちょっと払った覚えがある。「かの有名なドイツ役人が、間違いか?」と思ったのが顔に出たのだろう、税関のお姉さんが丁寧に教えてくれた。本は、商品の全額に対して7%の課税があり、税額が€5に満たない場合は、免税だそうだ。ということは計算すると、$100弱(¥11500)までならば、免税。高い本は買うな、ということか?「ユーロに換算してから7%ですよ、さきにユーロに換算してから」と念を押されたが、その意味はよくわからない。四捨五入の関係の法律でもあるのか。いずれにしても、疑ってすみませんね。

税関のある路面電車の駅は、原っぱの真ん中を無神経に車道が走り抜けている感じのところ。夜で電車も少ないので、ぽつんと座って届いた本を読みはじめた 1。ふと夕空を見上げれば、ぽつんと気球 2が浮かんでいる。なんとも示唆にとんだ、メタフォリカルな詩情を感じる風景ではないか。





1. 緯度が高いので、夜の8時でも、まだ、日の光で読書できる。

2. はて、気球の量詞は何だろう。1台?1隻?1艘?あいにく、それがわかるような辞書は担いでこなかったように思う。日本のアマゾンから、国語大辞典でも買おうか知らん。明らかに免税範囲を超えていよう。でも、明細を漢数字で書いてもらったら、適当にごまかせるかも?
(...)
パソコンに入れてある新明解によると、1機、2機、だそうだ。確かに、そうだった気もする。電子辞書、便利だが味気ない。

(2007.8.14)

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