[旅日記] 欧行2007 (7) 小冒険
案内してくれている友人は今日、一日中必修の実習で取り込んでいる。訪問先の研究所で、いろいろな人と会って話す面会の予定は立ててくれたが、途中に2時間ほど時間の空きがあったので、路面電車に飛び乗って、町外れの研究所から中心部に向かう。車内にあると期待していた乗車券の券売機がないので、無賃乗車。検札がないか恐々としつつ、景色を楽しむ。
服装のきちんとした人たちが皆降りてゆく駅があったので、ついて下車。町のどこでも身の危険はないらしいが、旧東ドイツは西への人材流出で、残った若者はごろつきも多く、ネオナチも少なくはないらしい。そういう人っていうのは、Ich bin Japanerなんていったって、日本も悪の枢軸の仲間だとは知らないかもしれない。
とりあえず、小屋のような乗車券売り場があったので、帰りの乗車券を購入。と思いきや、Keine English(英語分からん)といわれ、大慌て。何とか数少ない語彙をつなぎ合わせて、1回乗車券を購入し、路線図も入手。これはなんとしても辞書が必要だ。
プラプラ街を散歩していたら、アジア商店の看板。店先では小さな屋台のようにして炒飯などを売っていた。ちょうど昼時でビジネスマン風のドイツ人が並んでいるから、まあ大丈夫であろう。よく分からないので適当にメニューを見て、€2.70の「6番」を注文。鳥炒飯であった。ちょっと東南アジア風で、甘い。
食後、本屋にふらっと入って、携帯版の英独・独英辞典を購入。それから肉屋兼デリのような店に入って食後のコーヒー。ドイツは安いコーヒーでもおいしい気がする、何故だろう。疲れたので冒険を切り上げ、路面電車でまた引き返す。
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