2007/05/23

[旅日記] 欧行2007 (22) 帰国後、総括

Subjective
2007年8月から2008年6月まで、ドイツに行くことにした。

Objective
セミナーも大盛況で、一年たらずの遊学が実現しそうである。事実上のsenior postdoc。自決権を伴うポストであり、ドイツである以外は全般的に好条件だ。金銭的にも恐ろしく恵まれた研究室である。ボスは人柄も良く、紙書きが上手いらしいし、大ボスはドイツの脳科学のドンのひとり。テーマも話し合ったが、まあ手堅いプランが立った。

Assessment
共同研究者の友人が既に実験系の立ち上げをだいぶ完了しているし、今までやってきたことの直接的な延長なので、1年足らずでも仕事になりそうな予感がする。1年足らずの期間でこれほど好条件が得られるのは、場所があまり良くないのと、馬鹿にはするが、今の先生のところで最先端の実験を身につけたということが大きい。とりあえず感謝しておこう。

あとは、ドイツであるということの、見えない弊害に備えねばなるまい。まあこの時代、一年くらいはどこかで外国暮らしをしておくのも悪くはないだろう。

Plan
1. 上手く親に事情を説明せねば。様子をうかがうに、気でも触れたかと思われているらしい、あまり心配を掛けてもわるいし。
2. 大慌てでビザなどの書類をせねば。給料は出るが、一応、恰好付けのためにフェローシップも応募しておこうという申し合わせになっている。ドイツの学術財団の、アメリカ人誘致特別枠に出すことになりそうだ。
3. 今の研究室で出す予定の3報のうち、2つまでは片がついた。3つ目はちょっと厳しいので踏ん張りどころ。
4. 博士論文審査。
5. ドイツ語の学習も本格的に開始しなければならない、やっぱり英語だけで通そうというのは甘かった。本日より、中国語のpodcastなどは全停止。

0 件のコメント: