[実験屋日記] クリエーターとマネージャー
ロビイストの知人に鴨をご馳走になる。
学生のころは活発にいろいろなイベントなどを企画していたものが、卒業して広告会社に勤めて、そこでは、才能のあるfreelancerを採用・管理して帳簿などをマネージするのが仕事で、本人自身はクリエイティブな仕事はしなかったそうだ。でも、学生のころから自分でいろいろな企画を立ててきたので、自分がクリエートする側にまた立ちたくなって、転職したそうだ。
でこれ、実験屋とまさにいっしょ。特に医者で臨床をやりながら研究室を持っている人は極端にそうだが、いったん偉くなって研究室が大きくなってくると、医者でない実験屋でも、マネージャに近いような仕事をする人も少なくない。自分はそのつもりでなくても、腕がなまったり、会議や研究費申請などの雑用が増えたりして、どうしても研究の息遣いから離れやすい。
だからぼくは、もし研究室がもてたなら、ポスドク・学生2,3人とテクニシャン1人程度にとどめたいものだ。あとドイツのMax Plankなどといった研究所や日本のRIKEN、あるいはアメリカで言えばHoward Hughesの研究室を持って、研究費申請に終われない立場が夢だ。
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