[実験屋日記] うれしい悲鳴
昨日データを解析していて、甘い内角ボールが飛んできているのに気づいたばかりだというのに、今日はまったく別の実験で、技官にお願いしてあった結果が仕上がってみると、恐ろしいことに、こちらも大当たりの予感をさせる結果となった。こちらはホームランというよりは、みんなが青木ヶ原の樹海をオリエンテーリングをしているところに、突然一人だけ、GPSが天から降っててきたようなもの。
で、その結果をまず小ボスの腐乱苦(仮)に見せたら、大ボスのドクトル舎医費(仮)所長(兼うちの研究部門長)を呼ぼう、ということになった。腐乱苦と舎医費は、オフィスも隣同士で師弟関係なので、いつもそんな感じだ。そして暗い部屋で3人、顕微鏡を囲んで、しばらく「これはひょっとしてすごいことになるかもしれない」などと、分かりきったこと変奏曲を合唱しました。
ところで、甘い内角ボールは、そもそも腐乱苦とのディスカッションで出てきたもので、GPSは最近帰国した際、以前居候していた日本の研究室の若い先生と雑談しているときにその先生(というか、失礼だけれども先輩という感覚か?)がいい出したものだ。やっぱり、脂の乗り切った若い研究者と、あることないこといろいろ話すのは、楽しいだけではないかもしれない。
友人の皆様、しばらく音信が絶えても、ご心配なく。
体力よ、しばらく持ち堪えてくれ給え。
舎医費にお願いして、技官を一人専属にしてもらえるよう、交渉しようかなぁ~。
それにしても、興奮して、眠れない。
2 件のコメント:
勝負どころだ!がんばれ!
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!
って、やつですね(笑)羨ましいかぎり。
当方は、あいかわらず深く樹海を潜航中。
東京は雪で真っ白。
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