2007/10/03

[ドイツより] 実験屋馬鹿

院生の勉蔵(仮)がファーストステージをクリアして、簡単な実験ではあるが良い実験結果を出したので、夜まだ研究室にいる人たちを誘って、飲みに行った。実験はフラストレーションも多いので、お祝いできるときにはお祝いすべきである。この研究室は家族持ちが多いので、5時過ぎるとだんだん人影が薄くなってしまうのだが、もちろん、残っている人はいる。出がけに所長兼大ボスの舎医費(仮)にもばったりあってgood newsを話したら、やっぱり彼も根は実験屋、いつものパイプをモクモク噴かせて「それはよかった、そういうのは大切にすべきだ、大いに楽しんでくるがよい」と自分のことのようにご満悦の様子。

医学生で居候の屁留弦(仮)もさそったのだが、なんと彼、飲み屋に実験を持ち込んだ。2時間半の待ちが入るが、終わったら軽く洗うだけなので、と、なんと便所で実験を完成。実験屋馬鹿は多くみてきたが、この熱意にはさすがに、関心。生体をあいてに実験している人には、こういう真似はできない。




ところで、ドイツ人はやはり、遺伝子が違う。ビールを水のように飲んでも、何も変わらない。みんなで何度も乾杯したが、これは要注意だ。
(2007.9.17記、案の定2日酔)

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