[旅日記] 欧行2007 (4) Weimar
Leipzigから電車で小一時間、昼前にWeimarに到着。町外れのHauptbahnhof(中央駅)から15分ほど歩くと、Weimarの旧市街に到着。Bostonの一番古いあたりを思わせるような、ヨーロッパ風の狭い路地。あたりまえか、ここはヨーロッパもヨーロッパなのだ。
友人に勧められ、露天のThüringer bratwurst(チューリンゲン名物、焼きソーセージ)を食べる。ベルリンで食べたcurrywurst(ちょっとスパイシーなケチャップとカレー粉がかかったソーセージ)もおいしかったが、これは絶品であった。ソーセージもさることながら、一緒に出てきたパンがおいしい。
Goetheの家を訪問。安っぽい偽ローマ彫刻がたくさん飾ってある以外は、光も良く入る、すてきな家だった。西洋庭園も百花繚乱。ここまでごちゃごちゃと生命力にあふれていると、逆の極端である日本庭園のような静けさも漂う。しばし友人とともに、ワシントンで一緒に実験をしていた頃を回顧。庭の外をとおる、馬車の蹄の音。ここで本でも読みながらおいしい紅茶でも飲んじゃったら、そのまま昇天してしまいそうだ。
Goetheの家を出て文人気取りもさめやらぬまま、カフェで洋なしとクリームとチョコレートのクレープをいただく。Goetheら貴族のような文人達は、きっと、何百年も前にも同様の贅沢をしていたのであろう。昼下がりの至福のひとときであった。
季節外れなのか、幸い観光客も少なく、アジア観光客は2,3組と遭遇したのみであった。旧市街からちょっと離れたところにある、広大な宮殿に向かう。友人は幼少の頃、よくここに連れられてきたらしい。宮殿の庭である野原を散策。僕はやはり、都会人なのだろう、旧市街ほどには感動がないし、僕には広大すぎる、ちょっと狭いような町中の方が気が落ち着く。
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