2006/07/25

[雑記]音楽鑑賞(1) アマチュアオーケストラ

今日は池袋の芸術劇場で、友人が参加するアマチュアオーケストラを聴いてきた。

アマチュアオーケストラには大まかにいって、二種類あるように思う。聞いた感想が「音楽はいいな」というものと、「音楽は難しいな」というもの。今日は前者であった。曲目も、リヒャルト・シュトラウスとワーグナー、ということで、個人個人が一定水準以上だとまとまりやすいタイプの選曲だと思う。上手なアマオケであったし、芸劇も音がまとまりやすいホールかもしれない。

ところで、幼少からお稽古でずっとヴァイオリンを弾いてきて、大学は4年間ずっと大学の管弦楽団に参加したが、大学卒業後、メディカルスクール・大学院に進んでからはほとんどさわってもいない。最近は忙しくて、演奏会にすら行くことも少ない。今日、はたと、このことに気づいた。久しぶりにオーケストラなんかをやりたいな、と思ったのである。だが、今は忙しすぎて、それは無理だ。

自分の日々のhappinessは何によるのだろうか。もしも実験屋のような、四六時中働きっぱなしの乞食稼業を捨てて無難に臨床医あるいは翻訳家なんかをやり、週末はオーケストラ、という生活を考えた場合、それはハッピーであろうか。それはそれでとってもハッピーな気はする。でも、今はちょっと想定外だ。

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