2009/04/13

[新聞] 金融とコンサルティング

Awake and Sing!
By FRANK RICH
(NY Times, April 11, 2009)

2007年度のHarvard大卒業生の半数(男性の58%、女性の43%)は、金融またはコンサルティングに就職したそうだ。

最近株がちょっと持ち直して、「大恐慌の終わりが見えてきた」とか「ヨーロッパもアメリカのような大規模な景気浮揚策をしくべきだ」とか、調子のよい論調が浮上しているが、この数字だけをみて、この国の非常識が、うかがい知れる。指導者層の若者がこう動く社会に、未来は、ない。むしろ、パンとサーカスの世界である。

数年のうちに、ドルは、ユーロに対して半額近くにdevalueする予感がする。生活感覚でのしっかり度では、もっと落ちてもおかしくはないが、ヨーロッパも相当アメリカの尻馬にのってはしゃぎすぎたから、それなりに罰は食らう。さて、日本は親方清浄器で一緒に沈没するのであろうか?

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