2008/01/23

[ドイツより] デパ地下日記

土曜の夕方にデパ地下のオリーヴ売り場に行くと、決まって、余り物をおまけしてくれる 1 。だからこのところ、2週に1回の割で、実験後の夕方、路面電車に乗って町中まで出向く。

オリーヴ売り場では、「これはイタリア産ですか?」などと愚にもつかないドイツ語会話を楽しむ。オリーヴやアンチパスチ類の10中8,9がイタリア産であることなどは、この際関係ない。あと、オリーヴ売り場の若いオネエさん達は多くが英語を話すのだが、これも、この際関係ない。ドイツ語で意思を疎通させたという自己満足が目的だからだ。

デパ地下のアンチパスチ売り場。チーズ売り場の右手奥。最近改装したばかりだ。




追、因みに、この記事の下書きは、茶色のインクで書いている。万年筆好きなのを知っている友人夫婦が、クリスマスにプレゼントしてくれたのだ。ところがこの所、手書きすることが少ないので、なかなか前に装着していた藍色のカートリジが減らず、やっと今週になってこの茶色の使い初めとなった。地味な様で派手、派手な様で地味。実にセンスがよい。

愛用のラミーと、茶色の草稿。


普段このブログはキーボードで直接打ち込んでいるのだが、こうして手書きすると、文体もいつもと若干色合いが違ってきた。言語とは、奥が深い。
(08.01.19記)




1. ドイツでは、日曜は基本的に全ての店が閉まっている。だから土曜に行くと、品余りのものをおまけしてくれる。この日曜閉店法だが、少し前までは全国的に、土曜も開店禁止だったというからすごい。はじめは不便な気もしたが、慣れてしまえば、どうということはない。ただ、前もってオツムを使って必要を見極めておかなければならないだけだ。

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