2007/01/22

[Tech Tips] 東芝 Portegé M200 のオバーヒート

東芝のタブレット(Portegé M200、日本国内商品名 dynabook SS M200)を使い始めて、1年強になる。その間、このパソコンは世界中を廻り、ほとんど毎日活躍してる。よって、ずっと不具合がないのは恐るべきことだ。

最近冷却ファンがうるさくて、出てくる空気がやたらと熱いのが気になっていた。遂にある日、使用中に急にプツッと電源か切れてしまった。いくら再起動しても、しばらくするとまたプツッと切れてしまう。再起動してすぐに省電力モードを設定すると(CPUの周波数を落として、消費電力を落とし、つまり、発熱をおさえると)、いつまでも通常どおりに駆動する(当然、省電力モードにより反応は若干遅くなるが)。

よって、CPUのオーバーヒートと診断し、冷却部を掃除した。このパソコン、CPUの上に直接冷却ファンをおかずに、CPUの熱を冷媒でケース端の放熱板に伝え、その放熱板に空気を送っている。(写真:左下のX印がCPU。銅管により、熱は左下隅の放熱板グリルに伝えられ、その放熱板の内側から外側に向かって、ファンから空気が送られる)


ファンを取り外して、空気が直接あたる放熱板グリルの内側をみると、なんと恐るべき量のほこりが。これでは過熱も無理ない。(写真:黄色矢印、ほこりがたまっていた部分。水色矢印、綿棒で取り除いたほこり)


それにしてもすごいほこりであった。普段、本の山である下宿にて使用しているため、ほこりが特にひどいのだろう。除去後は、またいつも通り、正常に駆動している。
続く

● ノートパソコンをあけるのは自己責任です。あけると保証対象外になります。特に、アースが浮いているので、静電気で殺すことは簡単であると考えられます。

● あける際は、電池の奥の隠れたところにあるねじと、ハードディスクカバーのねじも忘れずに。ケース下面に小さなファンがもう一つついていて、マザーボードに導線が伸びているので、ケースを取り外すときはこれも取り外さねばならない。

1 件のコメント:

T さんのコメント...

コメントサンキュ!

事故投資もほどほどにね!
おっと誤変換!

自己投資でした。

4/29日本にいる?