2007/06/01

[実験屋日記] You better start swimming, or you'll sink like a stone

Swiftアマツバメ)という鳥は、四六時中飛び回っているという。種によっては、眠るときも交尾の時も着地しないらしい。着地するときも、水平なところではなく鉛直面にとまり、水平な地面に止まると、上手く飛び立てないという。科名のApodidaeは「無足」という意味ですらある。

優等生症候群の患者も、このアマツバメと似ている、一端止まってしまうと、立ち直れない。だから雲行きが怪しくなっても、上手く飛んでいる気になるようにふるまう。次々と場を変えることによって自分をごまかし、着実に接近しつつある地面をみようとしない。別の言い方をすると、脇目もふらずがむしゃらに立ち直ろうとする、鈍感力に乏しい。

投稿した論文が落とされると、いつもブルーになるものだ。自信作だと、なおのこと。

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